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佐藤賢一 |
僕は佐藤賢一が好きです。題材が西洋史ってのも大きいけど、この人の「男」の描写が好き。何か一つのことに純で、この人の作品を読んでると、自分もこういう風に純に生きれたらいいのにって思う。
「黒い悪魔」
主人公はアレクサンドル=デュマ。有名な「岩窟王」の人じゃないです。あれはこの人の息子。 この人は、マルティーク諸島サン・ドマング生まれのムラートで、自分に黒人の血が流れてることを強烈にコンプレックスに感じてる。でも黒人由来の恵まれた体には絶対的な自信があって、その自信がゆえにフランス革命期を駆けぬき、黒人であるコンプレックスがゆえに潰れていく。
舞台はフランス。時代はフランス革命期。
内容は、 アレクサンドル=デュマの人生。 自分が黒人であるがゆえに共和国に忠誠を近い、その理想の実現のために奔走するデュマはイタリアにてナポレオンと出会う。始めのうちは天才ナポレオンに惚れ込んで共に戦うが、エジプトで二人は衝突する。 デュマはナポレオンの私欲に付き合いたくないからと袂を分かったつもりだったが、結局は自分にとっての共和国もコンプレックスをぬぐうための道具だっただけじゃないかと気づく。 フランス革命を駆け抜けてきたデュマは自分が本当にほしいものが何か気づく。
てな感じ。 判定は ★★★☆☆
佐藤賢一は「双頭の鷲」が大作すぎて、それに比べちゃって評価が厳しくなっちゃう。★3つやけど、読んで損はないです。
「赤目」
主人公はフレデリ。普通の人は間違いなく知らないようなキャラ。でも主人公の仕えてた人はハイパー有名。ジャック。百年戦争の時にジャックリーの乱を起こした人。
内容は フレデリ視点のジャックの一生。 ま、最後のほうとか軽く官能小説の域に達してます。
評価は ★★☆☆☆
なーんかいまいちでした。
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シルクロードというと司馬遼太郎などが描いた草原の風景が目に浮かんだが、内容は違っていた。もっと埃っぽい風景が描かれている。現在ではこの様な旅ができない危険な場所だが人間性にあふれていた時代もあったのだと改めて現在の悲惨な状況にこころ苦しくなる。冒頭インド あやの部屋【2007/10/08 09:20】
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